【例会報告】令和5年11月例会

令和5年11月8日、満員の50名の方々にお集まりいただき「観光の夜明け-これからの横須賀の観光を考えるセミナー」と題しましてセミオープンの例会を実施いたしました。
 
 
アフターコロナと言われる中、観光によるマーケットがコロナ前と同等の状況になり、今後いかに観光の切り口から関係人口を増やしていくか、民間事業者としてビジネス展開していくかが、まちの活性化に繋がるチャンスとなってきます。
そこで本例会では、観光分野で先駆的に事業展開されている方々をゲストにお招きしたプログラムを企画いたしました。
ゲストの方々は以下の通りです。
▼基調講演
(株)大田原ツーリズム
代表取締役社長
藤井 大介 様
 
▼パネルディスカッション登壇者
・京浜急行電鉄株式会社
新しい価値共創室
佐々木 忠弘 様
・WAmazing株式会社
代表取締役社長
加藤 史子 様
・株式会社トライアングル 
代表取締役社長
鈴木 隆裕 様
・株式会社JTB
ツーリズム事業本部 事業推進部
地域交流担当マネージャー
鈴木 守 様


 
第1部は基調講演として、大田原で多岐にわたるツーリズム事業を展開されている(株)大田原ツーリズム藤井様にご講演をいただきました。
地域資源はまだまだ豊富にあり、ニーズに対してそのまま提供するだけでなく、マーケティング・ターゲティングした上でのコンテンツ作りをおこなっていくことが重要とお話しいただきました。現場で実践されているご経験を基に、いかに地域資源を観光コンテンツに昇華させていくか、多くの示唆をいただくことができました。
 
 
また、第2部ではパネルディスカッションを実施し、観光分野で先駆的に活躍されている方々にご登壇いただきました。
はじめに自己紹介・事業紹介をそれぞれおこなっていただき、その現場から見た時の観光客の動向、さらには現場や横須賀の課題も忌憚のないご意見を出し合っていただきました。
さらに、横須賀のポテンシャルの高さを地域の人たちがもっと認識した方が良いということや、その意識改革の必要性も総意で意見が上がりました。
 
最後に、ゲスト全員から野望・今後の展開、そして横須賀がやるべきことなどお話しいただきました。特に、一見観光には関係ないと思われる業種、例えばこども園業や造園業、その他業種でも、観光と掛け合わせたビジネス展開していくことが可能であるし、ビジネスチャンスでもあるという意見が印象的でした。
参加者からも『とても貴重な会に参加できて有意義でした』という声や、『観光のポテンシャルが高いことがわかったので、あとはやるしかない!』と、さっそく自分ごとに落とし込んで表明する方もいらっしゃいまました。
また、冒頭の例会では、新入会員として片倉会員の入会式を行い、
正会員としてご入会いただきました!
引き続き、切磋琢磨しながら盛り上げていきましょう!!
 
11月例会幹事 大黒・嘉山