平成28年11月例会活動報告
「笑いあり涙ありのG.G.佐藤元プロ野球選手ご講演」
~北京オリンピックでの致命的なフライ落球に人生を学ぶ~
例会担当幹事:大熊・高梨 サポート会員:坂倉・水沢・溝口・吉田
11月8日火曜日セントラルホテルにて、横須賀青年八日会11月例会を開催しました。セミオープン例会ということで、29名ものオブザーバーの方々にご参加いただきました。
ゲストスピーカーは、北京オリンピックでエラーをして日本チームを敗戦に導いてしまったG.G.佐藤選手。
鳴かず飛ばずの大学時代から、アメリカ挑戦、日本球界での活躍を経て、オリンピック日本代表、そして、今でも語り継がれる致命的エラー。その影響もあり日本球界を退き、サッカーの国イタリアで野球愛を取り戻し、日本球界へ復帰。
まさに波乱万丈の野球人生です。
事前に私が思っていたよりも、とってもナイスガイで、飾らない語り口なのに失敗・挫折の経験からにじみ出る、造詣深いお話しを聞くことができました。
佐藤先生とタッグを組んでお話しを盛り上げてくれたのが、お笑いタレントハリセンボンの近藤春菜さんのモノマネで知られるジーニー堤さん。質疑応答では、もう一つの代表芸、「ディズニー」の声真似をご披露いただきました。
G.G.佐藤さんの
「失敗しても、挫折しても、人のせいにして笑い飛ばしちゃう。
そうすることで、後ろを振り返らず、また前を向いて歩きだす」
というそのユニークなメンタルコントロールは非常に衝撃的でした。
とかく日本人は反省するのが好きですが、あまり反省ばかりせず、失敗は笑い飛ばして、どんどん新しいチャレンジをしていきたいと思いました。
また、日本とアメリカのプロ野球の選手育成方法の違いも非常に興味深いものでした。
練習で育てる日本に対して、とにかく試合・実践で選手を育てる(というより、ふるいにかける)アメリカ。
私も高校時代、私の所属していた部活動で練習のための練習をしている気がしていたので、真剣勝負の中で成長させる、というのは私の子供に実践してみたいと思いました。
懇親会では多くのオブザーバーの方とご挨拶させていただき、また一つ、横須賀での人の輪が広がりました。得意分野の異なる経営者とつながりができることは、私の人生をより豊かにすることになると思います。この中から、一人でも多くの方が八日会に興味をもって下さり、仲間になっていただければ、八日会がますます活気ある魅力的な会になっていくと確信いたしました。