平成29年3月例会活動報告
2017年3月 例会報告
(担当幹事:堂城川、有本)
平成29年度3月例会を3月8日18:00より、メルキュールホテルにて開催致しました。
まず開会宣言となりましたが、このときに、開会宣言担当会員からの重大発表がありました。実は開会宣言を依頼した際、当該会員から大体のことは聞いていました。「例会という華やかな場で、こんな後ろ向きの発表をしていいのだろうか・・・。」と、その会員は悩み、例会開始の直前まで、発表することを迷っていた様子でした。それでも、仲間と共有することを決めた会員。その後の会長挨拶で近藤会長が挨拶で述べられたとおり、その勇気は敬意に値するものでした。そして発表があったあとの他の会員のあたたかいエールや雰囲気もまた、素晴らしいものでした。この八日会の仲間と、その一員であることを大変誇らしく思った瞬間でした。
その後、宮本幸雄会員の新入会員認証状バッジ授与式では、宮本会員を全員が拍手で迎え入れました。
そして、今例会のメインであります、滝川講師による講演会がスタート。
「トライアスロンをやっていると、経営のヒントがたくさんあるんだ。」
日頃から、堂城川幹事はよくこう語っていました。
そんな堂城川会幹事の提案で、「経営者・メンタル・トライアスリート」をテーマに、横浜トライアスロン研究所所長の滝川満弘先生をお迎えして講演していただきました。
会場に運び込まれた競技用のトライアスロンバイク(堂城川会員の私物)は、普段目にする自転車とは構造も素材も全く別物のいかつい様相で、例会開始前から会員が興味津々で取り囲んでいました。
例会が始まり、ユニフォーム姿で登場した堂城川幹事と田中豊隆会員。思わず周囲からは笑いが漏れました。堂城川幹事の狙い通り、雰囲気作りはばっちりでした。
そして滝川先生のご登壇。通常、講師の先生は例会中は控え室にいていただき、講演のときに初めて会場に入っていただくのですが、滝川先生は例会前半からご参加いただいていたため、感想をお願いしたところ、「八日会は非常にエネルギッシュで、嫌々やらされている感じがしない。すごく雰囲気がいい。」という嬉しいお言葉をいただきました。
そして着席後、滝川先生と堂城川会員と田中豊隆会員との対談形式で、お話を伺いました。
トライアスロンには様々な著名人が参加しているというお話から始まり、競技の基礎知識から、練習方法など、これまで馴染みのないトライアスロンというスポーツについて、理解が深まるとともに、誰かに話したくなるような意外なエピソードもたくさんありました。
対談の後半は、トライアスロンと経営者との接点についてずばり切り込んでお話を伺いました。苦手をいかに克服するか、そのバランス感覚が経営に通じるものがあるのでトライアスロンが経営者に人気なのだということや、局面での瞬発力を競うのではなく、持続力が大事なのだというお話では、多くの会員が頷いていました。
マラソンに比べると大した距離を走っていないのに、「トライアスロンを完走した」というだけで社員から尊敬のまなざしで見られるので快感、というエピソードでは会場から笑いが起きました。
またトライアスリートは富裕層が多いというお話があり、トライアスリート仲間での人脈づくりやトライアスロン大会を横須賀で開催する経済効果など、きっと多くの会員がトライアスロンがビジネスチャンスにつながるのではと考えたと思います。
滝川先生からも、横須賀は地形が豊かで美しい海があり、こんなにトライアスロンに向いている場所が首都圏では他にないので、将来はトライアスロン大会を横須賀で開催したい!という非常に前向きな余韻を残した中で対談は終了になりました。
今回の例会では、トライアスロンのお話を通じて経営者としてのバランス感覚の大切さなどたくさんの気づきを得るとともに、ひとりの会員の勇気のある発表で八日会の仲間という存在を改めて感じることができました。
最後に、堂城川・有本の両幹事が初めての例会担当ということもあり、準備に戸惑い、迷惑をかけ、失敗もしましたが、たくさんの仲間が「他人事」でなく「自分事」として例会づくりに関わってフォローしてくださり、無事に例会を終えることができました。この場を借りて感謝申し上げます。
記事作成: 3月例会担当、有本 親子